WALKING

寒霞渓(かんかけい)

群馬県の妙義山(みょうぎさん)、大分県の耶馬渓(やばけい)とともに「日本三大渓谷美」の1つに数えられる香川県小豆島の寒霞渓。
日本書紀にも記述があるその渓谷美は、1878年、儒学者の藤澤南岳(なんがく)によって寒霞渓と命名された。
古くから親しまれる、自然がつくり出した絶景を満喫するハイキングに出かけよう。



寒霞渓(第2展望所から望む)
約1,300万年前の火山活動と長年の浸食によってつくり出された奇岩怪石、四季折々の豊かな自然が織りなす圧倒的な絶景が特徴。秋は山を彩る紅葉と岩肌、そして青い海の美しいコントラストを見に多くの観光客が訪れる。

①四望頂(しぼうちょう)

四望頂(しぼうちょう)

②青木野枝(あおきのえ)「空の玉/寒霞渓」

青木野枝(あおきのえ)「空の玉/寒霞渓」

③第1展望所

第1展望所

④星ヶ城(ほしがじょう)西峰

星ヶ城(ほしがじょう)西峰

⑤星ヶ城東峰

星ヶ城東峰

⑥寒霞渓ロープウェイ

寒霞渓ロープウェイ

寒霞渓には奇岩怪石などの見どころをめぐる「表12景」と「裏8景」、そして小豆島最高峰「星ヶ城」への登山道がある。今回は表登山道を登り、星ヶ城登山道を往復してロープウェイで戻るルートを歩く。なお、観光協会のホームページなどで表12景を予習しておくと見つけやすく、楽しく歩くことができる。

こううん駅を振り返り、通天窓(つうてんそう)を確認したら、すぐそばにある紅雲亭(こううんてい)の脇から表登山道に入る。途中、表12景の場所を示す看板が出ているので、探しながら登っていこう。表12景は四望頂で最後。木々で見えなかった場合、見逃してしまった場合は気落ちせず、帰りのロープウェイで上から探してみよう。

アート作品「空の玉/寒霞渓」で写真を撮影したら、山頂駅を通りすぎて星ヶ城登山道へ。星ヶ城は南北朝時代、備前の豪族だった佐々木信胤(のぶたね)が築いた山城。西峰や東峰の周辺には遺構が残り、注意深く周囲を観察するとその形跡がわかる。東峰に着くと、そこは小豆島最高峰。達成感のある景色を堪能したら、来た道を山頂駅へ戻ろう。帰りはロープウェイを使い、短い空の散歩でゴールだ。

寒霞渓は、体力や時間に合わせて柔軟にルートを選択できるのが魅力。迷うような道はないが、基本的に坂なので自分の体力を過信せず、無理のないスケジュールを立てて歩こう。

INFORMATION

🚢 🚙 高松港から小豆島フェリーで土庄港、車で寒霞渓ロープウェイ「こううん駅」など

小豆島観光協会
https://shodoshima.or.jp/

 

ひと足延ばして 👣 小豆島をめぐる

エンジェルロード

潮の満ち引きによって海の中から現れたり消えたりする神秘的な砂の道。1日に2回、干潮時間の前後約3時間だけ道が現れ、対岸の島へと歩いて渡ることができる。

📍 香川県小豆郡土庄町甲24-92

四方指(しほうざし)・大観望展望台

四方を指しても遮るものがないといういわれのとおり、360度のパノラマが広がる2つの展望台。寒霞渓より高い位置にあり、爽快感のある眺めが楽しめる。

📍 香川県小豆郡小豆島町神懸嶮岨山乙1117

道の駅 小豆島オリーブ公園

瀬戸内海を見下ろす小高い丘にある道の駅公園。地中海ムードあふれる約2,000本のオリーブ畑に囲まれ、レストランや体験施設などが多数。

[時間] 8:30~17:00

[休業日] 年中無休

[HP] https://www.olive-pk.jp/

二十四の瞳映画村

『二十四の瞳』ロケセットを保存した映画村。懐かしい木造校舎や文学館、レトロな映画館などがある。

[時間] 9:00~17:00

[料金] 大人1,000円、小人500円
※期間によって変動。詳細はホームページでご確認ください。

[休業日] 年中無休

[HP] https://www.24hitomi.or.jp/

グルメ 🍽️ オリーブ&手延べそうめん

小豆島は国内オリーブ栽培の発祥の地。オリーブオイルを使ったグルメが島内各所で楽しめる。また、そうめんの三大産地の1つとしても有名。伝統的な手延べ製法でつくられるそうめんはお土産にも最適。

オリーブ

手延べそうめん

©(一社)小豆島観光協会

※営業時間や料金等は変更される場合があります。