特定健診・特定保健指導

2008年度からスタートした特定健診・特定保健指導は、2024年度から第4期がスタートしました。
高齢化の進展と生活習慣病患者の増加により、国民医療費は年々増加しています。膨らみ続ける医療費の適正化を図るとともに、生活習慣病を未然に防ぐために、40歳～74歳の被保険者・被扶養者を対象に特定健診・特定保健指導の実施が健康保険組合など医療保険者に法律で義務化されています。

• 第4期特定健康診査等実施計画

特定健診

対象者

当該年度4月1日時点で、タダノ健康保険組合に加入している40歳～74歳までの当健保組合加入者。被保険者（従業員）については、事業主の「定期健康診断」を受診すれば「特定健診」を受診したことになります。
なお、健診日に当組合の資格がない方は受診できません。

基本検査項目

質問票・身体計測（身長・体重・BMI・腹囲）・理学的検査（身体診察）・血圧測定・脂質検査・血糖検査・肝機能検査・尿検査
※被保険者と、被保険者とペア受診を希望された方は、各事業所が設定している定期健康診断内容に準じます。

一部負担金

無料

実施医療機関

(1)被保険者

所属する事業所が契約している施設

(2)被保険者とペア受診を希望した被扶養者

所属の事業所が契約している施設
※ペア受診：被保険者と同日に事業所指定の施設で健診を受診

(3)受診券希望の被扶養者と任意継続被保険者

健康保険組合連合会との契約による集合契約「Aタイプ」
各都道府県保険者協議会の代表保険者との契約による集合契約「Bタイプ」

• ※医療機関が多いのはBタイプです。医療機関によってABどちらかのタイプのみ単独参加、AB両方のタイプに重複参加している場合がありますので、AB両方のタイプともに閲覧してください。

• 特定健診等実施機関検索システム

(4)被扶養者の方で、ペア受診を希望したいが被保険者の単身赴任等で別居している場合

当組合が委託している健診予約代行事業者が契約している施設

受診方法

(1)被保険者

各事業所から案内があります。

(2)被扶養者

年度末に被保険者を通して、健診受診の希望調査を実施します。希望によって受診方法が変わります。

• ペア受診の場合：被保険者を通して案内があります。
• 受診券の場合：被保険者を通じて、もしくはご自宅に案内文・受診券を送付します。
• 上記以外の場合：ご自宅に案内文を送付します。

(3)任意継続被保険者

ご自宅に案内文・受診券を送付します。

特定保健指導

内臓脂肪の蓄積とその他のリスクの状況から、特定保健指導の対象となる人をレベルごとに選び出します。「動機づけ支援」「積極的支援」となった方には、健康保険組合から特定保健指導のご案内をいたします。
特定保健指導では、保健師、管理栄養士などのプロのサポートが受けられます。

対象者

40歳～74歳までの被保険者・被扶養者・任意継続被保険者で「動機づけ支援」「積極的支援」となった方

• 特定保健指導の階層化の基準